高速錠剤計数・検査ソリューション
高速錠剤計数・検査ソリューション デモビデオ
高速ラインにおける 全数/外観 検査システム -錠剤の高速外観検査と計数デモ装置-
この装置は、(株)エクスビジョン製高速ビジョンカメラおよびソフトウ開発キット HSV-MC1を応用した、錠剤計数・検査のデモを行うものです。 小型軽量な高速ビジョンカメラ1台とノートPCを組み合わせたソリューション・ソフトウェアを用いて、ベルトコンベアで搬送される錠剤を、高速に計数および検査します。 ソリューション・ソフトウェアでは、計数・検査に必要な画像処理と物体検出を、高速ビジョンカメラ内部で1,000fpsで実行し、物体検出情報としてUSB3.0接続されたPCへ送信します。 PCでは物体検出情報を利用して、錠剤を数え、割れ、色、寸法の検査判定を行い、不良判定された錠剤の画像保存や集計処理などの後処理を行います。 このように高速ビジョンカメラ内部での高速処理を有効に活用する事で、高スペックなPCを使った複雑な画像解析を必要とせず、高速に、並列で多くの検査対象を処理する事ができます。 |
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今回のデモは、錠剤を検査対象としますが、今後、様々な検査対象への応用、検査方法の組み合わせ、検査速度・能力向上を行い、高速ビジョン技術を、生産ライン等での実用環境に容易に組み込んでご利用いただけるよう、製品化を進める予定です。 (写真左:デモ装置内上部に高速ビジョンカメラHSV-MC1が装着されています) |
外観検査と計数のデモソフトウェアの仕様
デモ機能 | 計数・検査内容 | 処理能力 |
計数+検査 |
錠剤の割れと、混入を検査し、数を数えます。10%以上の欠損が あるもの、色の異なるものを不良と判定し、不良錠剤の撮影画像を 保存します。 |
125個/秒 = 450,000個/時間の速度で計数と検査をデモ実行 最大処理能力900,000個/時間 |
高速計数 |
最大6列で流れる錠剤を高速で数えます。錠剤間隔がない連続搬送 でも計数が可能です。 |
500個/秒 = 1,800,000個/時間の速度で計数をデモ実行 最大処理能力 3,600,000個/時間 |
寸法計測 |
最大3列で流れる錠剤の直径を計測し、あらかじめ設定したサイズ から外れるものをNG判定して、グラフと共に画面表示して、不良 錠剤の撮影画像を保存します。 |
125個/秒 = 450,000個/時間の速度で計測をデモ実行 最大処理能力 900,000個/時間 |
計数+検査デモ画面 割れ、色違いの錠剤をNGと判定した様子 |