HSV-MC1(ハイスピードビジョンマウントカメラキット)
HSV-MC1(High Speed Vision Mount Camera Kit)
HSV-MC1(ハイスピードビジョンマウントカメラキット) _ビデオ
HSV-MC1 概要
HSV-MC1は、最速2000fpsで移動物体を撮像できる高速ビジョンセンサー 『IMX382』 を搭載した小型軽量高速ビジョンカメラとSDK(Software Development Kit)をセットで提供するものです。
SDKには、高速画像処理技術を応用したソフトウェア開発を短期間で可能にする為の付属ツールを装備しており、これらを活用いただく事で移動物体の検出やトラッキングなど、センサー側の設定を簡単に選択することが出来ます。高速ビジョンテクノロジーを利用して撮像と同時に事象解析ができるアプリケーションの開発を可能にする製品です。
製品の特長
◇ 弊社製品 「HSV SDK」 で開発したホストアプリケーションがそのまま利用でき、インラインでの実装が可能な小型軽量の高速ビジョンカメラを採用。
◇ 最速2000fpsで撮像と物体検出を行うことができます。
◇ 物体検出情報の即時処理とアクチュエーター等の高速制御を可能にする高いリアルタイム性、スループットの両立が可能です。
開発アプリケーションでの主な用途
◇ 高速で動く対象物を撮像して表面にある特徴点をトラッキングする事により、重心、回転数、移動速度を計測する事ができます。高速FAラインでの全数不良検査などに応用可能です。
◇ 小型軽量なので設置場所や設置方法の自由度が高く、工場のラインでの高速検査を実現する事により、生産効率を格段に上げることが可能となります。
提供ソフトウェア(SDK for HSV-MC1)の利点
SDK for HSV-MC1 には、すぐに画像を見ることができる評価用のツールと、アプリケーションプログラムを開発するためのカメラライブラリが同梱されております。
☆ 評価用ツール
◇ カメラユニットの撮像画像だけでなく、カメラユニット内で画像処理された画像と、物体を検出した結果の両方を見ることができます。
◇ IMX382の物体検出機能に関係する多数の設定値を、GUIを使ってカテゴリごとに設定でき、画像と検出結果を見ながら適切に検出することができます。
◇ 調整した設定値を設定ファイルにセーブし、それを再びロードすることができます。
◇ 一般的によく使われる設定値の設定ファイルが提供されており、スクラッチから設定する必要がありません。
☆ カメラライブラリの機能
◇ IMX382の各種設定を行うことが可能です。また、評価用ツールを使ってセーブした設定ファイルを読み出して使用することもできます。
◇ 物体の検出条件には、閾値、検出枠、必要なトラッキング情報など、多種多様な指定が可能で、物体の面積、重心、移動ベクトルを検出することができます。
◇ カメラユニットから最速2000fpsで送られてくる画像および物体検出情報の継続的受信が可能です。
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